大事な靴のクリーニングと洗い方 自分で洗う靴とプロに任せる靴

上履きの洗い方 オキシクリーンのつけ置きと月曜までに乾かす段取り

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明るい洗面所の台に白い上履き一足と靴用ブラシと空の洗面器が並ぶ絵に上履きの洗い方とつけ置きと月曜までに乾かす段取りの文字

上履きは、濡らす前にブラシで砂を落とし、ふだんの洗濯洗剤か固形の洗濯石けんでこすって泡が出なくなるまですすげば、毎週の汚れは家で落とせます。頑固な黒ずみは、表示で使えると分かってから、酸素系漂白剤を溶かした液につけ置きします。洗う日を乾く日にすれば、月曜の朝に慌てません。

毎週洗うのは面倒なのに、日曜の夜に洗うと月曜までに乾かない。そんな週が続くと、上履き洗いそのものが重たく感じますよね。

読み終えるころには、毎週の手順と洗剤の選び方、オキシクリーンを使える上履きかの見方、洗濯機に入れるかの決め方、月曜までに乾かす段取りが分かります。

この記事で分かること

  1. 濡らす前にブラシで砂を落とす
  2. 毎週はふだんの洗剤とこすり洗い
  3. オキシクリーンは表示を見てから
  4. 洗う日は乾く日に決める

上履きを毎週ラクに洗うには

洗面所のたたんだタオルの上に濡らす前の白い上履き一足と乾いた靴用ブラシが置かれた絵
洗面所のたたんだタオルの上に濡らす前の白い上履き一足と乾いた靴用ブラシが置かれた絵

うちの子は毎週、上履きを持って帰ってきます。私はウタマロと上履き用のスプレー式の洗剤をつけて、小さなたわしでこすっています。

それでも正直、あまりきれいには落ちていないと思います。上履きは消耗品だと割り切って、毎週続けています。

黒ずみが落ちきらないと、こする力が足りないのかと思いがちです。けれど、落ちにくさは洗う順番から来ていることもあります。

濡らす前にブラシで砂を落とす

洗い始めは、上履きを水につける前に、乾いたブラシでほこりと砂を落とします。先に水に浸すと、砂が繊維の中に入り込んで汚れが落ちにくくなると、洗剤のメーカーは案内しています。

泥は使い古しの歯ブラシで、やさしく一定の方向に掻き出すようにします。先に水につけてこすっても黒ずみが残る場合は、濡らす前に砂を払う順番に変えると、こする手間が減ります。

布は洗剤液でゴムはスポンジ

砂を落としたら、布の所は洗剤液をつけたブラシでこすります。周りのゴムはブラシで強くこすると傷むので、軽く水で濡らしたメラミンスポンジでこすります。

ゴムの底が黄色くなったときにどこまで戻るかは、「スニーカーのソールの黄ばみ 家で白くできる所と戻らない所」にまとめています。

すすぎは泡が出なくなるまで

こすり終えたら、すすぎにいちばん時間をかけます。洗剤が残ったまま干すと、変色やシミのもとになるからです。

泡が出なくなるまで、きれいな水でしっかりすすぎます。

中敷きは外して別に洗う

外せる中敷きは洗い始める前に外し、靴とは別に洗います。靴の中や中敷き、マジックテープの汚れも、ブラシで落としておきます。

乾いたブラシで砂を落とすから形を整えて日陰で干すまで上履きを毎週洗う7つの手順を並べた図
上履きを毎週洗う手順

結論

濡らす前にブラシで砂を落とし、洗剤でこすり、泡が出なくなるまですすいで、日陰で干します。

上履きにはどの洗剤を使えばいい

ふだんの洗濯洗剤と固形の洗濯石けんと酸素系漂白剤と塩素系漂白剤の向く上履きと使えない物と試し方を並べた表
上履きに使う洗剤の向き不向き

上履き用の洗剤を別に買うべきか、迷う人も多いと思います。洗剤は、汚れの強さと上履きの色と素材で選び分けます。

洗剤向く上履き使えない物・注意
ふだんの洗濯洗剤毎週の洗い洗剤が残らなくなるまですすぐ
固形の洗濯石けん白い上履きの黒ずみ色柄は色落ちや変色の可能性・目立たない所で試す
酸素系漂白剤表示で使えるときの頑固な汚れウール・シルク・革・ドライのみ・金属/合成皮革・防水撥水の加工・「漂白剤の使用禁止」の表示(メーカーで違う)
塩素系漂白剤白無地の木綿・麻・ポリエステル・アクリルナイロン・ポリウレタン・色柄・金属の付属品/酸性のものと混ぜない

毎週はふだんの洗濯洗剤で

毎週の洗いは、ふだん使っている洗濯洗剤を水で薄めた洗剤液でかまいません。上履きのために別の洗剤をそろえなくても、きれいに仕上がります。

白い上履きの黒ずみは石けんで

白い上履きは、つま先とゴムの黒ずみが洗剤液だけでは残りがちです。石けんを塗っただけでは汚れは落ちず、大事なのはこすり洗いだと、石けんのメーカーの人は話しています。

濡らした所に固形の洗濯石けんを直接塗り、ブラシでこすり洗いすると、白い上履きの黒ずみが落ちやすくなります。

色柄は目立たない所で試す

色柄の上履きに固形の洗濯石けんを使うときは、少し気をつけます。色柄の物は、色落ちや変色の可能性があります。

色柄の上履きは、目立たない所で試し洗いしてから使います。

ハイターは素材の表示を見る

塩素系のハイターは、水洗いできる白無地の木綿・麻・ポリエステル・アクリル用です。ナイロンやポリウレタン、色柄の物には使えません。

塩素系の漂白剤は、酸性のものと混ぜると有害な塩素ガスが出ます。塩素系と酸素系がどう違うかは、「スニーカーの黄ばみ取り 布の黄ばみの原因と家で落とす手順」に書きました。

ハイターを使う前に、上履きの素材の表示を見て、使える素材かを確かめます。

上履きをオキシクリーンで洗うには

毎日汚れて帰ってくる子どもの運動靴も、私が家でオキシクリーンを使っただけで十分きれいになりました。子どもの運動靴も上履きも、表示で使えると分かれば同じ手順で洗えます。

水を張った洗面器に沈めた白い上履きとふたを閉めた無地の容器が並ぶ絵
水を張った洗面器に沈めた白い上履きとふたを閉めた無地の容器が並ぶ絵

洗濯表示と注意書きを先に見る

オキシクリーンは、上履きのつけ置きの手順を公式のページに載せています。ただし使えるのは色落ちしにくい生地だけで、洗う前に洗濯表示を確かめます。

合成皮革の部分がある上履きは、花王の酸素系漂白剤では使えない靴に入ります。オキシクリーンが使えないものの一覧に無い素材も、使う製品の注意書きで使えるかを見ておくと迷いません。

温度と時間は表示どおりに

お湯をどのくらい温めて何分つけるかは、パッケージの表示に従います。メーカーによって、つける時間の目安が違うからです。

漬けたあとはブラシで軽くこすり、しっかりすすぎます。つけ置きの手順の全体と、素材ごとの違いは、「靴の洗い方 素材ごとの手順と専門店に任せたい靴」にまとめています。

漂白剤は頑固な汚れのときに

上履きに漂白剤を使うかどうかは、メーカーの間でも案内が分かれます。オキシクリーンや花王の酸素系漂白剤には、上履きのつけ置きの手順があります。

一方で、靴用洗剤のメーカーの人は、汚れがひどいからといって漂白剤を使うと生地が傷むので、やめたほうがいいと話しています。キャンバスの靴に漂白剤を使うと、変色や褪色の原因になるという靴のメーカーの注意もあります。

注意

オキシクリーンは塩素系漂白剤やアンモニアを含む製品、家庭用洗剤などと混ぜず、密閉した容器で混ぜたり放置したりしません。換気をして、ゴム手袋をつけて使います。

生地を傷めたくないので、漂白剤は毎週の洗いには使わず、表示で使えると分かった上履きの頑固な黒ずみのときだけに絞るのが安心だと思います。

洗濯機で洗ってもいいのか

こすらずに済むなら洗濯機に任せたい、と思う日もありますよね。一方で、服と同じ洗濯機に入れるのは気が進まないという親もいます。

アンケートには、「ブラシで擦らなくてもきれいになるし、子どもに洗いなさいと声かけを行うのも面倒なので」という声がありました。反対に、「普段衣類や下着を洗う洗濯機で、上履きも洗うのは抵抗がある」という声もあります。

表示と説明書で決める

洗濯機で洗えるかは、上履きの洗濯表示と、洗濯機の説明書で決めます。ナイキによると、キャンバスの靴を洗濯機に入れると余計にすり減り、靴のつくりまで傷む可能性があります。

花王が案内する酸素系漂白剤のつけ置きの手順でも、洗濯機は使いません。

ネットに入れて回す声もある

洗濯機に入れるなら、先に手で汚れをゆるめてから回すという声があります。そのまま入れると上履きが槽の中で転がり、上履きも洗濯機も傷めるおそれがあるので、洗濯ネットを使うよう勧める記事もあります。ただ、洗濯機のメーカーの1社の案内では、ネットに入れる物の例に靴はありませんでした。

洗濯機で靴を洗うときや脱水するときの詳しいことは、洗濯機で靴を洗う記事に書いています。「スニーカーを洗濯機で洗う前に 洗えない靴の見分け方とコインランドリーの使い方」

布やメッシュの上履きはどう洗う

布の上履きとメッシュの上履きでは、こするときの力の入れ方が変わります。

メッシュは柔らかい面でこする

メッシュの上履きは、ブラシで強くこすると傷むことがあります。

メッシュの上履きは、スポンジなどの柔らかい面でこすります。

綿より化繊は汚れが落ちやすい

次に上履きを買うときは、生地の素材も見ておくと毎週の手間が変わります。綿よりポリエステルなどの化学繊維の上履きのほうが、汚れが付きにくく落としやすいと、石けんのメーカーの人は話しています。

洗いやすさで選ぶなら、化学繊維の上履きを候補に入れます。

月曜までに乾かすには

天気予報で洗う日を決めて布で水気を取り日陰でつま先をハンガーにかけ熱は使わない乾かす段取りの図
月曜までに乾かす段取り

上履き洗いが面倒になるのは、こする手間より、乾かす段取りのほうかもしれません。水分が残っていると雑菌が繁殖するおそれがあるので、なるべく早く乾かすようにと、石けんのメーカーの人も話しています。

洗う日は天気予報で決める

日曜の夜に洗って、月曜の朝に湿ったままの上履きを前に困ることがありますよね。汚れは長く放っておくと落ちにくくなるので、週1回など、決まった日に洗うのがよさそうです。

天気予報を見て、たとえば土曜を洗う日にしておけば、月曜の朝に焦らずに済みます。

布で包んで水気を取る

すすいだら、乾いた布やタオルで上履きを包んで、全体の水気を取ります。脱水だけ洗濯機でかけると乾きやすいという声もあります。

干す前に水気をしっかり切っておくほど、乾くまでの時間が短くなります。

つま先をハンガーにかけて干す

日陰の物干しで針金ハンガーにつま先をかけて干した白い上履き一足の絵
日陰の物干しで針金ハンガーにつま先をかけて干した白い上履き一足の絵

布で拭き終えた上履きは、つま先やかかとの形を手で直してから、風が通る日陰へ移します。濡れたまま壁に立てかけたり地面に置いたりすると、部分的に乾かず形が変わる可能性があります。

肩の所を曲げた針金ハンガーにつま先をかけて干すと、水切れが早くなります。

ドライヤーやストーブは使わない

急ぐ朝ほど、ドライヤーを当てたくなります。

注意

直射日光やドライヤー、ストーブ、乾燥機の熱で乾かすと、変形や縮み、変色の原因になります。

時間がかかっても、熱は使わずに風通しのよい日陰で乾かします。

2足を代わる代わる履く

洗った上履きが乾かない週は、替えの1足があると助かります。子ども靴は、2足を代わる代わる履かせると長持ちします。

2足あれば、乾かない週の焦りも減らせます。

来週から上履き洗いを続けるには

ここまでの手順を、毎週同じ流れで続けられるようにしておきます。決めておくことが少ないほど、洗い始めるときの重たさが減ります。

洗う日と干す場所を先に決める

洗う日、干す場所、使う洗剤の3つを、先に決めておきます。洗う日は乾く日に、干す場所は風通しのよい日陰に、洗剤はふだんの洗濯洗剤を軸にします。

自分の大事な靴は分けて考える

毎日汚す子どもの靴は、家で洗う流れに乗せやすい靴です。一方で、傷めたら困る自分の靴は、任せたときの料金と頼み方を見てから、家で洗うか任せるかを決める手もあります。

靴を任せたときの料金と頼み方は、「靴のクリーニングの料金と頼み方 かかる日数と仕上がりの目安」にまとめています。

来週の上履きから、洗う日と干す場所を決めて、毎週の手間を減らしていきましょう。

よくある質問

Q1.イフミーの上履きはどう洗えばいいか

A.イフミーの公式には、上履きに限った洗い方はありません。子ども靴の手入れとして案内されています。ブラシで中や中敷きの汚れを落とし、中性洗剤を薄めたぬるま湯につけてからしっかりすすぎ、かかとを下にして日陰で干す流れです。熱湯は変色の原因になるので避けます。

Q2.子どもに自分で上履きを洗わせてもいいか

A.自分で洗う子もいれば、洗濯機に任せる家もあります。子どもが自分で洗うと、天気を見て洗う日を考えるようになるのでは、と靴用洗剤のメーカーの人は話しています。

Q3.墨汁や絵の具の汚れはどうするか

A.石けんのメーカーの人は、墨汁や絵の具は特に落としにくい汚れで、学校ですぐに水洗いしておくだけでも落ち方が変わると話しています。家では固形の洗濯石けんを塗ってこすり、落ちきらなければ表示を見てつけ置きに切り替えます。

靴の種類で選ぶ2つの頼み先

スニーカーを手洗いとオプションで任せるならKutoonWash、革靴やブーツを2足まとめて出すなら美靴パック、と靴の種類で分けると選びやすいです。

項目KutoonWash(クトゥーンウォッシュ)スニーカーを手洗いとオプションで美靴パック革靴やブーツを2足まとめて
向く靴スニーカー・子ども靴・革靴・ブーツ・ムートン革靴・ブーツ・ムートン・スニーカー
料金の形1足ずつコースとオプションを選ぶ2足までで1パックの料金(表示は最低料金)
往復の送料地域と足数で決まる・商品の合計10,000円以上で無料パックの料金に入る(北海道・沖縄・離島は除く)
カビカビの靴は手洗いのコースで・防カビ加工ありカビ除去は1足ごとに別料金
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どちらも宅配で送るので、素材の注意と受け付けない靴を公式で見てから決めます。