スニーカーの黄ばみ取り 布の黄ばみの原因と家で落とす手順
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布のスニーカーの黄ばみは、靴の表示で漂白剤が使えるかを先に見て、使えるなら酸素系漂白剤を製品の表示どおりに使い、洗剤が残らなくなるまですすいで日陰で乾かします。洗剤のすすぎ残りは黄ばみのもとになり、直射日光や熱で乾かすと変色や変質のもとになると、メーカーやブランドは書いています。だから落とすときの洗い方が、そのまま防ぎ方にもなります。
白いスニーカーが黄色っぽくなると、ハイターに漬ければ白くなるのかなと考えますよね。でも生地が傷みそうで、手が止まる人も多いと思います。
この記事では、黄ばむ理由から、家で落とす手順、漂白剤と重曹の向き不向き、洗ったあとに黄ばんだときの手当てまでを順に並べました。
この記事で分かること
- すすぎ残りは黄ばみのもとで日なたや熱の乾燥は変色のもと
- 塩素系は白い綿などだけに使いほかと混ぜない
- 酸素系は水洗いできる布に表示どおり使う
- 繊維が変わった黄ばみは戻らない
白いスニーカーが黄ばむのはなぜ

黄ばみをどう落とすかは、何が黄ばみのもとかで変わります。黄ばみや変色のもととしてメーカーとブランドが書いているのは、大きく5つです。
洗剤のすすぎ残り
洗ったつもりでも、繊維の奥に洗剤が残ることがあります。
白い物は、すすぎが足りないとシミや黄変の原因にもなります。
繊維に洗剤が残ると、黄ばみの原因になります。
日なたや熱で乾かす
早く乾かしたくて、日なたに出したりストーブのそばに置いたりしがちです。直射日光で長く干すと、繊維や樹脂が傷むことがあります。
直射日光やストーブ、乾燥機で乾かすと、変色や変質の原因になります。
塩素系やスプレーでも黄ばむ
白くしようとして使った物が、かえって黄ばみのもとになることもあります。塩素系漂白剤は、素材や環境によって黄変の原因になります。防水や撥水のスプレーも、使うスプレーによっては黄変のおそれがあります。
繊維の変質は漂白で戻らない
長く履いた靴の黄ばみには、洗っても漂白しても変わらないものがあります。繊維そのものが変わって黄ばんだものは、漂白剤でも元に戻りません。
結論
洗剤のすすぎ残りは黄ばみのもとになり、直射日光や熱で乾かすと変色や変質のもとになります。繊維が変わった黄ばみは漂白しても戻りません。

ゴムのソールの黄ばみは布とはもとが違うので、別の記事にまとめています。ソールの黄ばみのうち、家で白くできるものと戻らないものは、「スニーカーのソールの黄ばみ 家で白くできる所と戻らない所」に書きました。
もとが分かれば、次に見るのは家で落とせる黄ばみかどうかです。
布の黄ばみを家で落とす手順は
ここからは、布のスニーカーを家で洗うときの順番です。乾いたブラシをかける、洗剤液でこする、つけ置きする、すすぐ、乾かす、の順に進めます。
先に表示と素材を見る
洗い始める前に、靴の中や箱の表示を見ておきます。キャンバスには中性洗剤を使います。
スエードや革の部分がある靴は、その部分の手入れを「スエードの靴の洗い方 水で落とせる汚れと任せたい汚れ」で確かめてから進めます。
靴の表示で、水洗いと漂白剤が使えるか、革や合成皮革の部分が無いかを先に見ます。
乾いたブラシで泥を落とす
いきなり水につけると、泥が繊維に広がります。
濡らす前に乾いたブラシで泥とほこりを落とします。
洗剤液でやさしくこする
黄ばみが目につくと、つい強くこすりたくなります。

ひもと中敷きを外し、洗剤液をつけたブラシで、力を入れすぎずにやさしくこすります。
残る黄ばみは酸素系に漬ける
こすっても残る黄ばみには、漬けて落とす方法があります。私は子どもの運動靴の泥汚れを、お湯にオキシクリーンを溶かしてつけ置きしたことがあります。運動靴の泥汚れは、そのつけ置きですごくきれいになりました。
それで、布の靴の汚れは漬けて落とせるのだと知りました。ただ、黄ばみに酸素系漂白剤を使うなら、お湯の温度も漬ける時間も、製品の表示に合わせます。酸素系漂白剤のメーカーは、生地が傷んだり色が落ちたりするので、決まった時間を超えて漬けないよう書いています。
革や合成皮革、スエードの部分がある靴には使えません。接着剤が多い靴や色の濃い靴は、つけ置きの前に製品の注意書きで使えるかを見ておくと安心です。
酸素系でつけ置きする手順の全体は、靴の洗い方の記事にまとめています。
落ちない黄ばみは、使える靴なら、目立たない所で先に試してから、酸素系漂白剤に表示どおりの濃さと時間で漬けます。
洗剤が残らなくなるまですすぐ
つけ置きで白くなっても、ここで手を抜くと黄ばみがまた出るもとになります。
つけ置きのあとも、ブラシでこすりながらきれいな水で洗剤を十分に流します。
日陰で形を整えて乾かす
最後の乾かし方も、黄ばみに関わります。
洗ったあとの臭いが気になる人に向けて、臭うスニーカーをつけ置きで洗う記事を用意しています。
あわせて読む臭うスニーカーの洗い方 オキシクリーンのつけ置きと重曹の使いどころ
洗い終えた靴は、水気をタオルで吸わせてから形を整え、風の通る日陰に置いて乾かします。
ハイターや漂白剤は使っていいの
家にある漂白剤がハイターだけ、という人も多いですよね。漂白剤には塩素系と酸素系があり、使える布がはっきり分かれます。
塩素系は白い綿などだけ
ハイターなど塩素系は白無地の木綿・麻・ポリエステル・アクリル用で、ナイロンやポリウレタン、色柄の物には使えないとメーカーは書いています。
靴の表示で素材を見てから、使うかを決めます。
塩素系で黄ばむこともある
黄ばみを消したくて塩素系を使い、別の黄ばみが出ることもあります。塩素系漂白剤は漂白する力が強く、繊維を傷めやすいという注意があります。
塩素系漂白剤は、素材や使う環境によって黄変の原因になります。
酸素系は水洗いできる布に
酸素系漂白剤は弱アルカリ性で、布のつけ置きに向いています。

| 見る所 | 塩素系(ハイターなど) | 酸素系 |
|---|---|---|
| 使える布 | 水洗いできる白無地の木綿・麻・ポリエステル・アクリル | 水洗いできる布 |
| 色柄の物 | 使えない | 使える |
| 使えない物 | 毛・絹・ナイロン・ポリウレタン・金属の付属品 | 毛・絹(粉末)・革・合成皮革・防水や撥水の加工・漂白剤の使用禁止の表示 |
ブランドで扱いが違う
靴のブランドによって、漂白剤への考え方が分かれています。コンバースは、キャンバスや繊維素材に漂白剤を使うと変色や褪色の原因になる、としています。ナイキは、レザーやスエードには使わないほうがよいとしたうえで、キャンバスの白を明るく戻すには効果的と書いています。
どちらが正しいというより、靴の作りが違うと考えておくと迷いません。
自分の靴のブランドの案内を先に見ます。
漂白剤はほかと混ぜない
漂白剤を使うときに、いちばん気をつけたいのが混ぜることです。
注意
塩素系は酸性の洗剤や食酢と混ざると塩素ガスが出ます。塩素系と酸素系が混ざった液も使わずに捨て、ふたをして置かないでください。
重曹で黄ばみは取れるの
重曹なら漂白剤より穏やかそうで、黄ばみにも使えそうに思えます。
漂白剤としての案内は無い
重曹は弱アルカリ性の粉で、メーカーは漂白剤としての使い方を案内していません。
革の部分には使わない
ヒールの補強やロゴに革を使ったスニーカーもあります。重曹の使えない物には、革製品が入っています。
革の部分がある靴には、重曹を使わないようにします。
黄ばみには酸素系を先に
黄ばみを落とす物として案内があるのは、酸素系漂白剤のほうです。
黄ばみには、表示を見て酸素系のつけ置きを先に試すほうがメーカーの案内に沿います。
洗ったあとに黄ばんだら

せっかく洗ったのに、乾いたら前より黄色くなっていることがあります。SNS では、白いスニーカーは「何度洗っても黄ばむ」という声も見かけます。
洗剤が残っていないか見る
何度洗っても黄ばむと、洗い方の何が違うのか分からなくなりますよね。
洗ったあとに黄ばんだなら、まずすすぎ残りと乾かし方を思い返します。
もう一度よくすすぐ
繊維に残った洗剤を流すのが目的なので、ブラシで布を軽く押しながら水を通します。
きれいな水でもう一度よくすすぎ、洗剤を流しきります。
日陰で乾かし直す
日なたやストーブのそばで乾かしていたなら、乾かし方も変えます。
すすいだら直射日光と熱を避け、風通しのよい日陰で乾かし直します。
残るなら酸素系を試す
すすぎと乾かし方を変えても黄ばみが残ることもあります。
それでも残る黄ばみは、表示で使える靴なら酸素系のつけ置きを試します。
戻らない黄ばみもある
ここまで試しても白くならない黄ばみもあります。酸素系のメーカーも、すべての汚れが落ちるわけではないと添えています。
繊維が変わった黄ばみは戻らないので、試しても白くならなければそこで手を止めます。
黄ばみを防ぐ洗い方と干し方

黄ばみのもとが分かると、防ぎ方は落とすときの洗い方と同じになります。
すすぎを長めにとる
洗剤で汚れを落とすことに気を取られて、すすぎは短くなりがちです。
洗うたびに、洗剤が残らなくなるまで十分にすすぐのがいちばんの防ぎ方です。
直射日光と熱を避ける
洗った日に乾かしたくても、急いで熱を当てないようにします。天日干しは色あせの原因にもなるので避けたほうがよい、と靴のブランドは書いています。
履かない時期のしまい方は、靴の保管の記事にまとめています。
あわせて読む靴とブーツの保管方法 シーズンオフに箱と袋と下駄箱のどれにしまうか
干すのは日陰で、ドライヤーやストーブで急いで乾かさないようにします。
防水スプレーは試してから
汚れを防ぐために、防水スプレーをかける人もいると思います。
防水や撥水のスプレーで靴が黄変することがあるので、目立たない所で先に試します。
布を傷めたくないときは
黄ばんだ白いスニーカーを前に、今日は家で酸素系のつけ置きを試すか、任せるかで迷うこともありますよね。家で試せる靴かどうかは、ここまで見てきた表示で分かれます。
漬けられない靴は任せる
革や合成皮革の部分がある靴、防水の加工がある靴、漂白剤の使用禁止の表示がある靴は、家で酸素系に漬けられません。布を傷めたくない靴も、無理に漬けなくてかまいません。
靴のクリーニングには、1足ずつ手洗い専用の洗剤で洗うコースがあります。家で漬けられない靴は、手洗いに任せる手もあります。
布の黄ばみは写真を送って聞く
任せる場合も、布の黄ばみがどこまで落ちるかは公式に書かれていません。キャンバス生地は、洗って黄変や色落ち、接着剤の輪ジミが出る場合があると規約にあります。靴の写真を LINE で送れば、その靴に合うオプションを教えてもらえる仕組みです。
申し込む前に写真を送って、黄ばみがどこまで落ちそうかを聞いておくと、仕上がりを見てがっかりせずにすみます。
手洗いの料金と、黄ばみ取りがどの黄ばみ向けかは、「スニーカーのクリーニング 機械洗いと手洗いの違いと黄ばみ取りのオプション」に書きました。
ビンテージ品やレア商品は受け付けられないと規約に書かれているので、手元の靴が当たりそうなら、送る前に確かめておくと安心です。下のリンクを押すと、KutoonWash(クトゥーンウォッシュ)の公式サイトが開きます。スニーカーの手洗いのコースとオプションの料金が見られます。
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よくある質問
Q1.ナイキの白いスニーカーも同じ落とし方でいいか
A.ナイキはキャンバスの白を戻すのに漂白剤は効果的としつつ、レザーやスエードには使わないほうがよいと書いています。同じナイキでも素材が違うので、靴の表示で布か革かを見てから、布の部分にだけこの記事の手順を使います。
Q2.色のついたスニーカーにも漂白剤は使えるか
A.塩素系は色物や柄物に使えませんが、酸素系は色柄物にも使えます。それでも色落ちすることがあるので、目立たない所で試し、変色や白い布への色移りが無いかを確かめてから使います。
Q3.洗濯機で洗ってもいいか
A.酸素系漂白剤のメーカーが載せているスニーカーのつけ置きの手順では、洗濯機は使わないと書かれています。
洗濯機とコインランドリーで洗える靴と洗えない靴の見分け方は、スニーカーを洗濯機で洗う記事にまとめています。
表示を見て家で洗うか任せるか決める
靴の表示を見て、酸素系に漬けられる布なら、つけ置きと十分なすすぎ、日陰での乾燥で、家で落とせます。革や加工のある靴は手洗いに任せ、黄ばみは写真を送って聞いてから決めます。表示ひとつで、次の手が分かれます。
靴の種類で選ぶ2つの頼み先
スニーカーを手洗いとオプションで任せるならKutoonWash、革靴やブーツを2足まとめて出すなら美靴パック、と靴の種類で分けると選びやすいです。
| 項目 | KutoonWash(クトゥーンウォッシュ)スニーカーを手洗いとオプションで | 美靴パック革靴やブーツを2足まとめて |
|---|---|---|
| 向く靴 | スニーカー・子ども靴・革靴・ブーツ・ムートン | 革靴・ブーツ・ムートン・スニーカー |
| 料金の形 | 1足ずつコースとオプションを選ぶ | 2足までで1パックの料金(表示は最低料金) |
| 往復の送料 | 地域と足数で決まる・商品の合計10,000円以上で無料 | パックの料金に入る(北海道・沖縄・離島は除く) |
| カビ | カビの靴は手洗いのコースで・防カビ加工あり | カビ除去は1足ごとに別料金 |
| 保管 | 6〜12か月のオプション | 最大7か月のオプション |
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どちらも宅配で送るので、素材の注意と受け付けない靴を公式で見てから決めます。




