靴とブーツの保管方法 シーズンオフに箱と袋と下駄箱のどれにしまうか
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靴やブーツをしまう前は、汚れを落として中まで乾かし、風通しがよく湿気の少ない所に置きます。買ったときの箱に入れてよいかは、靴の種類によってメーカーの案内が分かれます。
登山靴のメーカーの1社は、購入時の靴箱を風通しの悪い入れ物の例に挙げています。子ども靴の案内の1つも、箱に入れておくことはできるだけ避けるよう書いています。一方で革靴のメーカーの1社の手順は、十分に乾かしてから紙製の箱にしまい、時々ふたを開ける、というものです。箱に入れるなら、乾かしてから紙の箱にしまい、時々ふたを開けて、入れっぱなしにはしません。
季節の終わりに、しばらく履かない靴を下駄箱のままにするか、買ったときの箱に戻すかで迷いますよね。下駄箱に入れっぱなしにするか、買ったときの箱にしまうだけ、という人は多いのでは、と問いかけるスポーツ靴のメーカーもあります。
ここでは、しまう前の日からすることと、箱に入れていいかの分かれ目、袋の選び方を順に書きます。スニーカーとブーツの置き場所、しまったあとと出すときに見る所もまとめました。
この記事で分かること
- しまう前は汚れを落として中まで乾かす
- 箱に入れてよいかの案内はメーカーで分かれる
- 箱に入れるなら紙の箱で時々ふたを開ける
- ブーツは形を整えて下駄箱のなるべく上段に
靴をしまう前にすること

しまうと決めた日に、まとめて箱や下駄箱へ入れてしまいたくなりますよね。
最後に履いた日は一晩出す
しまう前の最後に履いた日も、ふだんと同じです。生活用品のメーカーの1社は、脱いだ靴を下駄箱にすぐ入れず、一晩は外に置いておくよう書いています。同じメーカーのブーツの案内でも、脱いだらすぐにしまわず、玄関で陰干ししておくよう書かれています。
すぐにしまうと、ブーツの湿気が十分に抜けないうえ、下駄箱の中にも湿気を持ち込んでしまうからです。
汚れを落としてからしまう
ブーツに付いた汚れはカビの栄養になる、と生活用品のメーカーの1社は注意しています。しまう前は、ブラシでほこりや表面の汚れを落としておきます。
革のブーツは、乾燥によるヒビ割れを防ぐため、収納前に専用クリームで油分を補うという案内もあります。クリームで油分を補う手順は、革靴の手入れの記事にまとめています。
布か革かで変わる洗い方は、靴の洗い方の記事に並べてあります。
汚れを落としてからしまうと、カビの栄養を箱や下駄箱に持ち込みにくくなります。
中まで乾いたかを見る
表面が乾いて見えても、中まで乾いているとは限りません。生活用品のメーカーの1社のブーツの案内では、オフシーズンなど長期収納する前は、数日間陰干ししてしっかり乾燥させるよう書かれています。
同じ案内によると、特に天然皮革は湿気を吸いやすく、表面を触って乾いているように見えても、乾ききっていないことが多いそうです。雨で濡れたり汗で蒸れたりした靴は、中に乾燥剤を入れて余分な湿気を取ってから保管する、という手入れ用品のメーカーの案内もあります。
靴の中までしっかり乾かしたいときに、中敷きを抜いて靴と別々に乾かす手順は、別の記事に書きました。
あわせて読む靴の中のカビとカビ臭さの取り方 中敷きと中底の手順
長くしまう靴は、触った感じで乾いたと判断せずに、陰干しで中まで乾かしてからしまいます。

買ったときの箱に入れていいか
子どもの運動靴も自分の革靴も、買ったときの箱に戻せば片づいて見えますよね。けれど、箱に入れてよいかの案内はメーカーで分かれます。箱に戻す前に、手元の靴のメーカーの案内を見ておくと、箱に入れるかどうかを決めやすくなります。
箱を避ける案内もある
登山靴のメーカーの1社が避けるよう挙げている置き場所の1つめは、購入時の靴箱や収納袋など風通しの悪い入れ物の中です。
子ども靴の案内の1つには、ポリウレタン素材の場合、履かずに購入時の箱やシューズケースに入れたままだと、加水分解でぼろぼろになってしまうこともある、とあります。同じ案内は、汚れを落として十分に乾燥させてから風通しの良い場所に保管し、箱に入れておくこともできるだけ避けましょう、と続けます。
入れるなら乾かして紙の箱に
一方で、革靴のメーカーの1社の案内では、十分に乾かしてから紙製の箱にしまうよう書かれています。紙の箱に入れることで通気性と埃除けを兼ね、型崩れを防げる、というのがこのメーカーの考えです。
箱は靴のサイズに合ったものを選ぶよう、同じ案内に書かれています。ブーツを購入時の箱で保管する場合は、箱や紙に除菌スプレーをして、乾いてから入れるのが、生活用品のメーカーの1社の手順です。
ときどきふたを開ける
箱にしまったあとも、時々ふたを開けて靴に風を通すよう、同じ革靴のメーカーは書いています。こうしておくと、保管中のカビにも早めに気づけます。
手入れ用品のメーカーの1社のブーツの案内でも、時々箱から出して再度陰干しすると、さらに効果的だとあります。
結論
箱の案内はメーカーで分かれます。登山靴のメーカーの1社と子ども靴の案内の1つは箱を避ける側です。入れるなら、革靴のメーカーの1社の案内のように十分に乾かしてから紙製の箱にし、時々ふたを開けて風を通します。
袋やケースはどれにするか
下駄箱がいっぱいで、袋に入れてクローゼットにしまいたいときもありますよね。袋は、通気性のよいものと、湿気を閉じこめてしまう密閉性の高いものとで分けて考えます。
通気性のよい袋を選ぶ
生活用品のメーカーの1社のブーツの案内では、下駄箱にスペースがない場合は、不織布など通気性のよい袋に入れてクローゼットに吊るす形でもよいとあります。
登山靴は、メーカーの1社が収納袋も風通しの悪い入れ物の例に挙げているので、袋なら何でもよいわけではありません。100円ショップなどで袋を探すときも、通気性のよい素材かどうかを先に見ておくと選びやすくなります。
湿ったまま密閉しない
生活用品のメーカーの1社のランニングシューズの案内では、脱いだ靴をすぐに下駄箱や密閉性の高い袋などに入れると、湿気が残ってにおいの原因になるとしています。同じ案内には、環境によってカビが生えてしまうこともある、とあります。
スポーツ靴のメーカーの1社も、走った後にシューズの袋に入れっぱなしにすると、ソールが傷んだり生地が縮んだりする原因になると注意しています。
袋は通気性のよいものを選び、乾ききる前の靴は入れずにおきます。

スニーカーはどこにしまうか
日の当たる棚に、スニーカーをまとめて置いたままにしていることもありますよね。湿気と熱の少ない棚に移すだけでも、スポーツ靴のメーカーが挙げる置き場所の条件に近づきます。
湿気と直射日光を避ける
湿気の多い場所と直射日光は避けて保管する、というのがスポーツ靴のメーカーの1社の案内です。ナイキの案内にも、湿気によるダメージから守るために、涼しく乾燥した場所に保管するよう書かれています。
ニューバランスの説明では、シューズは保管中でも自然に劣化し、特に温度や湿度が高いと劣化が進むとされています。
高温になる車の中や物置は避ける
ニューバランスによると、炎天下の車内やトランク内は大変高温になり、短期間でシューズの底がはがれたり変形したりすることがあります。登山靴のメーカーの1社も、保管しない場所に、車の中や野外の物置など高温になる場所を挙げています。
ナイキは乾燥機を使わない理由として、シューズをつなぎ合わせている接着剤や結合剤が高熱に強くないことを挙げます。加水分解が起きやすい素材と年数の目安は、加水分解の記事で書いています。
あわせて読むスニーカーの加水分解 起きるまでの年数と遅らせるしまい方
スニーカーは、高温になる車の中や物置を避け、涼しく湿気の少ない所にしまいます。
注意
炎天下の車内やトランク内は大変高温になり、短期間でシューズの底がはがれたり変形したりすることがあります。車の中や野外の物置など高温になる場所に、靴を置いたままにしないようにします。
ブーツの形を崩さずにしまうには
ロングブーツをそのまま下駄箱に入れると、筒の部分が折れて倒れてしまいますよね。キーパーか丸めた紙を中に入れておけば、立てたまましまえます。
崩れやすいブーツは形を整えて
手入れ用品のメーカーの1社は、ロングブーツなど形が崩れやすいものは、ブーツキーパーを入れて保管するようすすめています。生活用品のメーカーの1社の手順では、新聞紙や厚紙を丸めたり、ブーツキーパーなどで形を整えたりして下駄箱に入れます。

下駄箱のなるべく上段に
私は季節の終わりの靴やブーツを、玄関の靴箱にそのまま入れています。その靴箱はあまり開けないので、中の空気の流れはよくないと思っています。手入れ用品のメーカーの1社の説明では、下駄箱や靴箱の中は空気が循環しにくいため、湿気がこもりやすくなるそうです。
生活用品のメーカーの1社によれば、ブーツは湿気のたまりやすい下駄箱の中でも、なるべく上段に置くとよいそうです。湿気を含んだ空気は下にたまるので、下駄箱の中でも高い位置に収納する、というのが同じメーカーの説明です。
ブーツは、下駄箱の中でもなるべく上段に置きます。
長靴は折り曲げずに
長靴を作るメーカーの1社は、長靴を折り曲げずに保管するよう案内しています。折れ曲がったところから、ひび割れを起こしやすくなるからです。
ブーツキーパーが無い場合は、あらかじめブーツに詰めてあった保型芯でもよい、と同じ長靴の案内にあります。これは長靴の案内なので、革のブーツは、上に書いたキーパーや詰め物で形を整えるやり方でしまいます。
ムートンブーツを家で洗う手順は、別の記事にまとめています。
あわせて読むムートンブーツの洗い方 家で洗って分かった洗剤とこすり方と乾かし方

洗って保管まで任せる
ブーツが多くて下駄箱に入りきらないときは、自分でしまうほかに、洗ってそのまま預ける手もあります。ムートンやブーツを洗って保管まで頼むときの料金と、2つの頼み方の違いは、ムートンブーツを任せる記事で見られます。
あわせて読むムートンブーツとロングブーツのクリーニング 料金と出す時期
2足をまとめて出す頼み方の美靴パックでも、保管を追加できます。保管は1足ごとに付ける形です。
保管を追加できる宅配の靴クリーニングには、KutoonWash(クトゥーンウォッシュ)もあります。1足ごとの保管(6〜12か月)のオプションは、1足 3,850円(税込)です。預けた靴をいつから数え、いつ返すかは、美靴パックと KutoonWash のどちらの公式サイトにも書かれていません。気になるときは、申し込む前に公式の窓口に問い合わせておくと安心です。下の文字のリンクから公式サイトに移ると、1足ごとの保管(6〜12か月)のオプションの料金が見られます。
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KutoonWash の公式サイトで1足ごとの保管オプションの料金を見る
ブーツは形を整えて、下駄箱の上段に立てます。しまう場所が足りない分は、洗って預ける頼み方も選べます。
しまったあとと出すときに見る所
久しぶりに出したブーツを、そのまま履いて出かけたくなることもありますよね。履く前に中と底を見ておくと、傷みに気づかないまま出かけることを減らせます。
ときどき風を通す
しまったあとも、天気のいい日は下駄箱の扉を開けて空気を入れ替えます。扉を開けて扇風機や送風機で風を送るやり方を挙げる、手入れ用品のメーカーもあります。
保管した革靴については、しまいっぱなしにせず定期的に状態を確認する、とスポーツ靴のメーカーの1社の案内にあります。

出したら底と表面を見る
長期保管したシューズを身に着けるときは、先に状態をチェックするようニューバランスはすすめています。新品でまだおろしていないシューズも、しまっておく間に劣化は起こる、という説明が同じ案内にあります。
底のはがれやひびの見方は、加水分解の記事にまとめました。
あわせて読むスニーカーの加水分解 起きるまでの年数と遅らせるしまい方
靴に出た点が白いか黒いかの見分け方と、カビだったときの落とし方は、靴のカビの記事で扱っています。
あわせて読む靴のカビの落とし方 革とスエードと布それぞれの手順
注意
一度カビが発生すると完全には取り除くことが出来ない、と手入れ用品のメーカーの1社は注意しています。しまう前に中まで乾かし、しまったあとも時々風を通しておきます。
かかとの内側の擦り切れ
ナイキは、ランニングシューズのかかと内側の擦り切れを、シューズが適切にフィットしていないか、寿命を迎えている可能性が高いしるしとしています。スポーツ靴のメーカーの1社も、ランニングシューズの履き口などのほつれや破れを、十分に履いた証拠に挙げています。
どちらもランニングシューズの買い替えの目安なので、ふだん履きのスニーカーでは、出したときに見る所の1つとして参考にします。
しまったあとも時々風を通し、出したら底と表面と履き口を見てから履きます。
よくある質問
Q1.しまうときに新聞紙を詰めてもいいか
A.生活用品のメーカーの1社は、ブーツの形を整える詰め物に、丸めた新聞紙や厚紙、ブーツキーパーなどを挙げています。一方で革靴のメーカーの1社は、新聞紙は色落ちの心配があるので、新聞紙以外の緩衝材をすすめています。色落ちが気になる靴には、やわらかい紙をふんわり丸めて入れる、という選び方もありますよね。
Q2.防カビ剤や除湿剤は靴に直接触れても大丈夫か
A.防カビ剤は、革靴のメーカーの1社が併せて使うようすすめています。そのうえで、靴に直接触れないよう注意しています。除湿剤や乾燥剤は、靴の中に入れておく案内が、生活用品のメーカーの1社やスポーツ靴のメーカーの1社にあります。どちらも製品の表示を見て、そのとおりに使います。
Q3.雨の日用の長靴が白っぽくなったら
A.長靴を作るメーカーの1社によると、ゴム製の長靴は、使っている間やしまっている間に、ゴムの表面が白っぽくなることがあります。製造のときに加えた配合剤が表面に滲み出てきたもので、使うのに影響はないそうです。
Q4.シューキーパーは木製と樹脂製のどちらがいいか
A.革靴の長期保管には木製が向く、とスポーツ靴のメーカーの1社は書いています。木は吸湿性に優れて靴の中の湿気を取り、素材によっては消臭効果もあるという理由です。樹脂製は価格が安く、最初に手に取りやすいものとして挙げられています。
季節の終わりに1足ずつ置き場所を決める
季節の終わりに、下駄箱の前でしまう靴を1足ずつ手に取ってみます。中まで乾いているかを見てから、紙の箱か、通気性のよい袋か、下駄箱の上段かを1足ずつ決めていきます。
箱を選んだ靴も、袋を選んだ靴も、乾かしてからしまうことは変わりません。
靴の種類で選ぶ2つの頼み先
スニーカーを手洗いとオプションで任せるならKutoonWash、革靴やブーツを2足まとめて出すなら美靴パック、と靴の種類で分けると選びやすいです。
| 項目 | KutoonWash(クトゥーンウォッシュ)スニーカーを手洗いとオプションで | 美靴パック革靴やブーツを2足まとめて |
|---|---|---|
| 向く靴 | スニーカー・子ども靴・革靴・ブーツ・ムートン | 革靴・ブーツ・ムートン・スニーカー |
| 料金の形 | 1足ずつコースとオプションを選ぶ | 2足までで1パックの料金(表示は最低料金) |
| 往復の送料 | 地域と足数で決まる・商品の合計10,000円以上で無料 | パックの料金に入る(北海道・沖縄・離島は除く) |
| カビ | カビの靴は手洗いのコースで・防カビ加工あり | カビ除去は1足ごとに別料金 |
| 保管 | 6〜12か月のオプション | 最大7か月のオプション |
| 公式サイトへ | 【PR】 KutoonWash の公式サイトを見る | 【PR】 美靴パックの公式サイトを見る |
どちらも宅配で送るので、素材の注意と受け付けない靴を公式で見てから決めます。



